動画配信サイト「NaughtyAmerica.com」を久しぶりに見たのですが、去年から4K動画やVR対応動画が増えており、サイト内でもそれをウリにしていますね。
高画質を追求し始めた海外のAV
もうすでにNaughtyAmericaでは4K動画ではない、という動画の方が珍しくなっています。つまり4K動画が当たり前になっているんですね。一方日本ではまだDVDでの発売が主流ですし、ブルーレイのAVもまだまだほんの一握りです。動画配信に関しても、最大でもフルHD(2K)止まりというのが現状ですな。海外のこうした動きからしてみると、日本のAV環境は一歩出遅れているという印象が否めません。
4Kで無修正の動画となると、とんでもなく高精細なんだろうなあと興味も引かれますが、1つの動画のサイズは4GBを超えたりするようです。デバイスのストレージには優しくないですねwいくら大容量HDDが昔に比べて安価になったとは言っても、1TB程度じゃあっという間に埋まりそうです。4K画質は現状最強の環境ではありますが、容量はとんでもなく肥大化、当然それを安定して配信するとなるとインフラ設備への投資、再構築というのが配信サイトには求められてくるのかもしれませんね。
私は来年あたりからは日本のAVも徐々に4K対応、あるいはVR対応という作品が出始めてくるんじゃないかとは思います。例えば今世界中で人気のゲーム機・プレイステーション4も、秋には専用のVRヘッドセットを発売予定ですし、また4K対応の新型プレイステーション4も発売されるという噂が絶えないです。これが普及すれば、日本のAVも徐々に対応していくのではないか、むしろ対応せざるをえないのではないかという流れになっていくんじゃないかと。すでに海外じゃ4Kが普通になりつつあるのに、日本がそのテクノロジーの波に乗れないなんてあってはならないでしょう。
VRヘッドセットはどこのメーカーも4〜5万はするので、そこまでのお金を出す価値があるのかどうかはまだ判断がつきかねますが、4K対応のテレビやVRヘッドセットが普及して価格帯が少し下がってきたなら、私も体験してみたいものです。その頃にはもうさすがに日本のAVも4Kが珍しくなくなっているかもしれませんし。
以上のことから、来年は日本のAVにもブレイクスルー的な何かが起きるかもしれない、などと私は予想しています。っていうか、起きて欲しいです。